相続は誰しも一度は経験するもの。しかし、その手続きは多岐に及んでいます。本を読んでも、セミナーに参加しても専門用語が多く、混乱してしまう方も少なくありません。
しかし、相続手続きは「やるべき事」と「やるべき順番」が決まっていますので、正しいルートで進んでいけば迷うことはありません。そういった意味で、相続手続きは『山登り』と考えると非常に分かりやすいんです。
では、ちょっとだけ相続山を覗いてみましょう。
相続山2合目は相続人の決定です。役所手続きで入手した戸籍謄本に基づいて、相続人(遺産を引き継ぐ権利のある人)を決定していきます。
遺産は誰でも彼でも相続できるわけではなく、法律で決められた相続人が相続することが出来ます。
相続山3~4合目は遺産探しです。亡くなった方が遺した預金や株式、自宅の土地・建物はもちろんのこと、生命保険や退職金なども相続財産になるため、これらを漏れないように探していきます。
ただし、闇雲に探すのは大変なので、効率的な探し方をしていきましょう。